なぜホームページのリニューアルが必要なのでしょうか

ホームページの目的が変化している

ホームページを持つ企業が少なかった頃は「ホームページが存在する」ことがステータスであり信頼感を高める役目も果たしていました。
それから二十年以上が経過し、いまではホームページが存在することは当たり前で、逆にホームページを持たない企業は信用されないか評価が下がるように変わっています。
いまやホームページはプラス評価を得るために「任意」で制作していたものからマイナス評価を避けるための「必須」のものになったといえます。
新規顧客を訪問する営業が名刺を持っていないことは考えられないように、会社があるのにホームページがないということは今は考えられません。

ブランディング

雑誌広告やCMと同様、企業のブランディングのために、ホームページを利用する場合があります。
なぜ、直接売りたい製品や商品のPRではなく、ブランディングをするのでしょうか。
iPhoneで知られる「アップル」というブランド名を聞いた時に「お洒落」「洗練されている」という印象を持つ人は多いのではないでしょうか。
ブランド力があると、製品に付加価値が生まれ、他社よりも価格が高くても購入してもらえるようになります。
同じ製品を扱い場合においても、ホームページのブランディングにより評価を高めることも期待できます。
雑誌の広告、TVのCMなど期間が限定され大きな費用がかかるものに比べると、ホームページによるブランディングは有効で効率的な手段だと考えます。

比較されるホームページ

以前言われていた「ホームページは会社の名刺代わり」「ホームページは企業の顔」から、いまは一歩踏み込んだ「ホームページは営業」「ホームページは店舗」としてビジネスに直結しています。
距離による差異を感じないインターネットでは、どこに存在する企業でも同じパソコン画面の中に表示されます。その画面の中で自社の技術や製品をアピールすることができれば、ビジネスチャンスは大きく広がります。
価格や条件を比較する予約サイトのように、企業が製品を発注しようとする時、どの会社の製品が価格や性能でベストなのかをホームページで比較することは多いはずです。
その際に、求める情報が掲載されていなかったり、見つけられなかった場合、その会社は選択肢から外されてしまう可能性が高く、大きな機会損失になるのではないでしょうか。
ホームページに掲載する情報を考える場合、自社だけの情報を基準に考えず、同業他社のホームページとも比較し、求められる情報が適切に掲載されているかなどの点に注意して考えることが大切です。

会社の紹介から事業内容の紹介へ

ホームページの目的が存在確認からビジネスに直結したものに変化していることを踏まえて現行のホームページのコンテンツ(メニュー)を確認してみましょう。
たとえば取引先が「その会社が存在するか」「その会社の資本金」を確認するだけであれば、優先されるコンテンツは「会社案内」となります。
しかし、企業の営業や担当者がホームページで企業サイトを見るかを考えた時、新たなビジネスのための取引先探し、既存ビジネスの拡大への対応、コストダウン、納期短縮、製品の品質向上が出来る企業探し、等ではないでしょうか。その場合、欲しい情報は、何が出来る会社なのか、探している目的を解決出来る会社か、となります。そんな場合に優先されるコンテンツは「事業内容」や「製品情報」となるのではないでしょうか。
目的の変化に合わせ、コンテンツの配置や順序も随時見直すことが大切です。

デザイントレンドは日々変化している

ファッションが毎シーズンごとにトレンドが変わるように、ホームページデザインのトレンドも変化し続けています。
メインターゲットが若者であったり、最新技術を売りにしている企業であれば、ホームページのデザインもトレンドに合わせて更新していくことも不可欠です。
トップページに「ようこそ株式会社○○のホームページへ」というのは見なくなりましたが、もし御社のホームページに半透明のリキッドボタンが使われていたら、それは初代iMacがスケルトンデザインで話題になった1998年頃のトレンドです。また、メニューやタイトルなどにグラデーションとドロップシャドウが多用されていたら2008年頃のトレンドです。2016年頃に始まったフラットデザインも、2017年にはドロップシャドウやシェーディングを施したセミフラットデザインが見られるようになってきています。もう一度、お使いのホームページを確認してみましょう。
ホームページのリニューアルをお手伝いします。

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